はじめに
こんにちは、今年5月に入社したフロントエンドエンジニアの有馬です。 2023年8月18日(金)に開催されたStartup Angularに参加してきたのでイベントの様子を紹介していきたいと思います。
Startup Angular
このイベントはAngularで開発を行っているスタートアップ企業を対象としたもので、今回は「20代LT会」というテーマ(なかなか見ないテーマ)で行われました。初登壇の自分にとっては20代だからということで大目に見てもらえそうで、とてもありがたいテーマでした。
エモーションテックはスポンサーとして、懇親会の軽食やドリンクを提供させていただきました。
ここからは当日のLTをご紹介したいと思います。 Youtubeにもライブ配信のアーカイブを残してくださっています。
ダブルスコアをつけられてしまっていたAngularとIonicのバージョンを上げた話
須崎さんの発表です。
Angular を 6 -> 14、Ionic を 3 -> 6 にバージョンアップした話で、PJは1年半かかったとのこと、大量のレイアウト崩れや総当たりテストなど大幅なバージョンアップならではのお話を聞けました。ほぼAngular経験がない状態でPJにコミットして完了まで持っていくことができたということで大変刺激を受けました!
mat-tableでも型のある喜びを味わおう!
私の発表です。
AngularMaterialというライブラリにテーブルUI用のコンポーネント(mat-table)があり、そのなかでTypeScriptの型を有効活用しにくいという問題を解決するための方法について紹介しました。mat-tableを使って型がanyになってしまったことに困った経験のある方は是非ご覧ください!
今回が技術イベント初登壇だったのですが、チームのみなさんに事前にアドバイスをいただいたり実際に会場に応援に来ていただいたりして、なんとか無事に登壇を乗り切ることができました。チームの皆さんには改めて感謝です!
Serverless Angular -- AWSを使ってAngularアプリをサーバーレスに動かす--
もりもとさんの発表です。
サーバーレスアーキテクチャとは何かから、ステップバイステップでのサーバーレスアーキテクチャ・CICDの構築方法を解説していただきました。サーバーレスアーキテクチャを自作するのはハードルが高く感じていましたが、一連の流れを通しで解説いただいたので実装のイメージが掴みやすかったです!
Angular x Auth0 - 複数サービス展開での認証基盤を考える
奥本さんの発表です。
Auth0選定理由のFirebase Authenticationとの比較や採用事例を交えた解説、Angularへの組み込みコードの例の紹介などをしていただきました。Auth0のチュートリアルにはAngularを含めて各種フレームワークとの統合の例が載せてあるらしくあまり迷わずに実装していけそうでした。認証基盤の選定に関わっている、もしくは興味のある方は是非ご覧になってみてください!
VoicyのAngularプロダクトでやってよかったこと3選
komura-cさんの発表です。
独自実装していたダイアログをAngularMaterialのものに統一した話から、angular-eslintの導入やbrowserlistの設定をした話を紹介していただきました。それぞれの施策の背景やその結果をわかりやすく解説してくださりとても聞きやすかったです!
おわりに
自分と同じ20代の方々によるLT会でしたが、発表内容はバラエティに富んでいてとても刺激を受けました!
エモーションテックはイベントのスポンサーになったり、チームで登壇資料の相談に乗ってくれたりと、イベント参加を積極的にサポートしてくれる環境です。メンバー間でサポートしあえる環境に共感できる方、Angularを使ったアプリケーション開発に興味がある方、弊社フロントエンドエンジニアの高橋さんによる会社紹介をご覧になって興味を持っていただいた方は、ぜひ採用ページからご応募をお願いいたします!